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【goo of thingsいまここ】位置情報(GPS)精度を検証。徒歩や電車移動はどこまで正確?

gooのみまもりGPS【 goo of things いまここ 】の位置情報精度を検証してみました。

いまここタグはみちびきに対応

「goo of thingsいまここ」のいまここタグは、GPSの信号を使用して位置情報を取得しています。
このGPS、上空にあるわけですが・・・ビルの立ち並ぶ場所、つまり上空を見渡せない場所では精度が下がる傾向があります。
いまここタグは下記GPSシステムに対応しています。
※本来GPSはアメリカのGPS衛星のみを指す言葉ですが、この記事では便宜上すべてGPSとします。
・GPS衛星(アメリカ)
☆準天頂衛星GPS「みちびき」(日本)
・GLONASS衛星(ロシア)
・BeiDou衛星(中国)
・Galileo衛星(欧州連合)

この中で重要なのは、日本のみちびき。みちびきは常に1基が日本の上空を飛んでいるので、対応していると位置情報の精度が上がります。特にビルが立ち並び上空が見通せない場所で効果を発揮しますね。

中国やロシアのGPSって、セキュリティ的に大丈夫なのか心配な方へ。
GPSは信号を受信するだけで、衛生へ信号を送信はしないので問題ありません。例えるならラジオですね。
取得した位置情報は、スマホと同じLTE回線でセキュアに送信されます。

ビルの立ち並ぶ川崎駅周辺を歩いてみる

今回は、高層ビルが多く上空を見渡せない場所が多い川崎駅周辺を散歩しました。


これが、いまここの移動履歴です。
1.5分から3分感覚で位置情報を取得(赤い点)していますが、実際に歩いた位置とほとんど同じ場所を記録しています。
結構優秀ですね。

鉄筋コンクリートの建物の地下に入ってみる

今度は意地悪な場所、7階建て鉄筋コンクリートの建物(ヨドバシカメラ)の、地下1階に入ってみます。
GPS信号は殆ど届かないので、全く関係ない場所をにいると誤認識する可能性もありますが・・・


おお!建物の中にいることになってる!
これは、GPSの精度を考えるとレアケースかもしれませんが、全く関係ない場所にならなかったのはビックリ。


これは憶測ですが・・・「いまここタグ」は位置情報取得にGPSだけではなく、Wi-Fiも使用しています。
Wi-Fiでの測位は詳細な場所までは検知できませんが、建物単位で場所の特定ができていた可能性があります。
ヨドバシカメラはフリーWiFIも多く飛んでいますからね。

電車移動をしてみる

今度はJR京浜東北線に乗って電車移動をしてみました。高速で移動、電車内なので電波が遮られたりノイズも多い場所です。

移動速度が早いので測位の間隔が開いていますが、位置は正確に記録できています。良いですね。

まとめ

「goo of thingsいまここ」はみちびき対応でスマホのGPSと遜色なく測定できることがわかりました。

いまここタグの端末仕様については、公式ホームページを御覧ください。

コメント

  1. […] […]

  2. […] 【goo of thingsいまここ】位置情報(GPS)精度を検証。徒歩や電車移動はどこまで正確? より: 2021年4月25日 1:24 AM […]