熱気の貯まるロフトやエアコンの無い部屋へ、ダクトを使ってエアコンの冷風を送る方法を考えてみる。
2021年に公開した記事のアクセス数が多いので、2025年の状況をご報告。
2021年の記事は色々と課題・問題がありました…
とはいえ雑DIYです!
家庭用エアコンはダクトを繋げることを想定した作りになっていません。故障・火災に繋がる可能性があります。
また、冷風が通るダクトは結露し水滴が発生する可能性があります。家電等に水滴が垂れると故障・火災に繋がる恐れがあります。
目次
2021年版の問題点
結露の発生
結露の発生を抑えるため、エアキャップ(通称プチプチ)を巻いたのですが、エアキャップの隙間から暖気が流れ込み結露が発生。
その結露はダクトとエアキャップの隙間に残り蒸発しない悪循環…
また、見た目をスッキリさせるために天井近くにダクトを設置した結果、天井付近の暖気と接触したのも結露を増やす結果に。
見た目の問題
あまりに見た目が悪い!
冷気の取り込み
中間ファンは使用せずエアコンの吹き出しの風圧で冷気を取り込もうとしましたが、なかなか効率が悪い…
2025年はこんな感じ
2025年、このような状態です。
エアキャップを廃止・ダクトの変更
多少の結露を許容し、発生した結露を蒸発させることを優先。
※ダクト下には結露した水が落ちる可能性があるので、電化製品を置かない
以前のアルミ1枚構造のダクトから、多少断熱効果のありそうなダクトに変更。
Hon&GuanのPVC四層構造(?)、φ150mmを使用。
PVC四層構造と商品ページに記載がありますが、アルミとPVCの2層構造に見えますねえ。
アルミ1層よりはマシといった感じ。安いのでしょうがないね。
ダクトは低い位置を通す
熱の通る天井付近を避けてダクトを配置。
今のところダクトはうっすら結露で濡れますが、水が垂れることはないです。
ダクトは釣り竿で固定
吸入口の見た目を改善?
100円ショップで購入したポリカ中空ボードを工作し、以前よりスッキリした見た目に変更。
吹き出した風を受け止める感じ。吸入効率も多少上がっているような気がします。
中間ダクトファンを使用
中間ダクトファンで送風することにより冷気を確実に取り込みます。
ダクトファンは結露による故障・ショートが怖いのですが、吹き出し口から離れた位置に設置して結露をできるだけ発生させないようにしています。
また、ダクトファンの騒音がけっこうするのであえてこの位置に設置。
空気の通り道は音の通り道にもなるので、そこそこ音はします。
使用した中間ダクトファンはHon&GuanのHI-150SD/φ150mm。
風量調節できて値段も安いのですが…騒音の問題で常に弱運転で使用しているので調節機能は不要だったかも。
正直、Hon&Guan製品の信頼性は低いと感じます。PSEマークありですが…電源コードが細くて柔らかいです。100V流れてるのになんでこんなフニャフニャ?
コントローラー部の発熱も気になります。寿命短そう…
可能であれば国内メーカー製の中間ダクトファンを使用するほうが安全でしょう。浴室利用も可能なので結露には強そう。アースもあるし。
ただ、国内メーカー製の中間ファンはφ100mmです。
また、電源がコンセントではないんですよね。コンセント端子の取り付けが必要です。
まとめ
無理矢理ダクトで冷気を送るのは色々と問題があります。
窓から排熱できるのであれば、スポットエアコン・窓用エアコンを設置したほうがいいともいます。
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