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マグライトLED化の方法と注意点、おすすめのLED交換球

白熱球からLEDへ交換

特大6Dマグライトを購入しましたが、ランプが白熱球(キセノン)でした。明るさに不満はありませんが、電池持ちを改善したかったのでLED化してみました。

6Dマグライトのレビューは以下から。

MAG-LITE(マグライト)
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【注意】この記事は下記マグライト向けの記事です。
単1乾電池モデル(2D・3D・4D・5D・6D)
単2乾電池モデル(2C・3C・4C・5C・6C)

単3乾電池を使用するミニマグライトには対応しません。

マグライトは種類がたくさんあります。お持ちのマグライトに適合する保証はできません。

マグライトLED化のメリット

低消費電力

LEDは白熱球に比べて消費電力が少ないので、バッテリー持ちが良くなります。
6Dキセノン球のマグライトは単1乾電池6本も使うのに連続点灯11時間です。コスパが悪い!

ランプ寿命向上

LEDは長寿命です。衝撃にも強いですね。
ただし、粗悪なLED球は寿命が短い可能性がありますし、LED素子の発熱が逃せず光熱になる場合も寿命が短くなります。

光量アップ

LEDは白熱球に比べて明るく光るものがあります。
・・・確実に白熱球より明るくなる保証はありません。どのLED交換球を選ぶかによって、結果が変わります。

使用する電池の数が多いモデルは、LED化による光量アップはあまり期待できません。
※6Dキセノン球のマグライトは公称338ルーメンでした。
逆に電池の数が少ないマグライトは、変換効率の高いLEDのおかげで光量アップが見込めます。

マグライトLED化のデメリット

LEDと白熱球の照射範囲の違い白熱球のマグライトは、LEDに交換することを想定して作られていません。
白熱球とLED球は光源の位置・照射範囲が異なるため、LED化により照射光の焦点調整に影響が出る場合があります。

またLED化しても、LED大光量モデルには勝てません。
新しくマグライトを購入するなら、LEDモデルのML200Lがオススメです。

あとはLED球の光色でしょうか。白熱球と違い温かみはありませんね。まあこれは好みですが。

マグライトの電圧を確認

LED交換球を購入する前に、必ず電池の個数=電圧を確認してください。

電池1つで1.5V。
電池3個なら1.5V×3個で4.5V
電池6個なら1.5V×6個で9.0V

4.5Vのマグライトに6.0V用のLED球を取り付けた場合、光量低下・チラツキが発生する可能性があります。
また逆に、4.5Vのマグライトに3V用のLED球を取り付けると、LED寿命低下や異常発熱に繋がります。

ちなみに、電池サイズ(単1・単2)は気にしなくて大丈夫。電池サイズで影響あるのは電池持ちだけですから。

マグライトのバルブリテイナーを確認

マグライトのバルブリテイナー
マグライトの電球は金属のリングで固定されています。この電球固定リングをバルブリテイナーと呼びます。

小型のキセノン・クリプトン球モデルの場合バルブリテイナーの内径が狭く、LEDを固定することが出来ません。

 

バルブリテイナー
LED球の固定ができない内径の狭いリテイナーの場合は、別途リテイナーを購入する必要があります。

この内径広めのリテイナー、なかなか売っていません。
楽天のとあるショップでのみ互換品が販売されていますが、ここが売り切れたらもうどこにも売っていないかも。

リテイナーが購入できない場合は、自分で内側を削る手もあります。
参考:懐中電灯。ハンドライト。マグライト4c

LED球によっては内径の狭いリテイナーが使える場合があります。
とりあえずLED球を購入し、合わなければその時にリテイナーを探す・加工することをオススメします。

マグライトLED化の手順

マグライトのLED交換球
今回購入したLED交換球はCHICIRISの【白い光4~12V】タイプです。
対応電圧が4Vから12Vと広いですね。これは内部に定電圧・定電流回路が組み込まれていると思われます。
※中華のLED球なので個体性能のばらつきがある可能性があります。

 

 

マグライトのLED化1マグライトの先端部を回して外します。

 

マグライトのバルブリテイナーバルブリテイナーを回して外します。
※点灯直後は熱いので注意

 

マグライトのLED化2

マグライトのLED化3

LEDを取り付け、バルブリテイナーで固定します。

手順はこれだけ。簡単ですね!

 

マグライトLED化

白い光になりました。
元が338ルーメンのキセノンモデルなので、光量はそんなに変わらないかな・・・

おすすめのLED交換球

LED交換球は玉石混淆、どれを選べばいいのか迷います。
正直、電圧さえ合っていれば試しに買ってみるほうが早いと思いますが・・・

ネットで検索するときは、「P13.5S」で検索しましょう。
P13.5Sは口金の種類。P13.5Sであればマグライトで使用できるはずです。

お手元のマグライトで利用できる保証はありません。
必ず購入前に商品ページで仕様を確認してください。

国内大手メーカー製のLED球

マグライト用ではありませんが、国内メーカー製のP13.5S LED電球があります。
国内メーカー製の良いところは、品質の良さと入手性の高さ。

ただし、光量は控えめです。

朝日電器株式会社(ELPA)

3Vと6V用が販売されています。
Amazonレビューでは マグライト(2-CELL D)で利用できたと報告があります。

光色 :白色
電圧 :3Vと6V
明るさ:不明

エルパ(Elpa)
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株式会社オーム電機(OHM)

3Vと6V用が販売されています。
ワット数とレビューを見た感じ、ELPAのLED球より暗いと思われます。

光色 :白色
電圧 :3Vと6V
明るさ:不明

海外大手?メーカー製のLED球

海外の(おそらく)大手ブランド製品です。
マグライト用に作られた製品もあり、光量も期待できます。
ただし・・・値段は高めです。

NITEIZE

アメリカのアウトドア用品ブランド。明るさは控えめかも
光色 :白色
電圧 :3~9V
明るさ:55ルーメン

Terralux(Sielo)

アメリカ?のLED照明ブランド。現在はブランド名がSieloに変わっているようです。
Amazonレビュー評価が高いですね。値段も高い。
光色 :白色
電圧 :4.5~9V
明るさ:200ルーメン

中華ブランドの謎LED球

最後に中華製のLED球を紹介。
製造が中国なのは問題じゃない。謎のメーカー、型番も存在しない、謎のLED球です。
安かったりスペックが高かったり(信じていいのか?)、品質は謎ですが、夢がありますよね。。。
※Amazonの中華製品は購入するタイミングで製品仕様が変更される場合があります。

CHICIRIS

今回私が購入したLED球。【白い光 4~12V】モデルは明るくおすすめです。光色が少し黄色みが掛かっているような気もしますが、比較しなければ気になりません。
光色 :白色・暖色
電圧 :4~12V
明るさ:180ルーメン

EBLCL

驚異の302ルーメン、レビューも評価が高い。
購入したので、後日レビュー予定

【追記】
EBLCLのLED球
到着しました。CHICIRISに比べてしっかり白い光色、明るさも302ルーメン出てるかはわかりませんが、CHICIRISよりも明るいです。

EBLCLのLED球、外観
他のLED球と比較し、装着部の内径が大きめです。マグライトにしっかりフィットし、LED素子の放熱に有利・・・かもしれません
※内径が広いことにより、一部マグライトで装着ができない可能性あり。

光色 :白色
電圧 :4~9V
明るさ:302ルーメン

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