Western DigitalのHDDには、同じHDDのはずなのに型番の末尾に【-EC】【-RT】【-YET】が付いています。
この末尾の意味を調べてみました。
例えばWesternDigital Blueシリーズの6TB HDD「WD60EZAZ」の場合、販売店によって型番が下記4種類。
【WD60EZAZ】
【WD60EZAZ-EC】
【WD60EZAZ-RT】
【WD60EZAZ-YET】
8TBで記録方式がCMRのハイコスパHDD「WD80EAZZ」のレビューは以下から
CFD販売株式会社に問い合わせてみた
Western Digital HDDの国内正規代理店、CFD販売株式会社に問い合わせてみました。
回答は以下になります。
詳細については回答できかねますが、特定販売店様向けであったり
流通経路違いに関する弊社の管理型番となります。
保証書の形態であったり、梱包材、梱包方法の仕様が若干異なりますが、
HDD本体や保証期間については違いがございません。
細かい違いは回答してくれませんでしたが、要約すると
■HDD本体や保証期間に違いはない。
■梱包材が異なる
■保証書の形態が異なる
の3つ。
保証書は販売店経由で修理依頼を行う都合上、表記が異なるのかなと推測します。
続けて、EC・RT・YETのそれぞれの違いを調べてみます。
ここからは憶測を含む情報になります。製品によって仕様が異なる可能性があります。
ECの意味は、Eコマース
ECはEコマース(Electronic Commerce)の略。
Eコマースは電子商取引のことで、ネットの通販サイトを意味します。
宅配便での配送を考慮し、HDDがエアクッション(プチプチ)で保護されています。
以前購入した「WD80EAZZ」もECタイプでした。
⇒【レビュー】CMRで8TBのHDD、WD80EAZZを購入しました
RTの意味は、リテール
RTはリテール(Retail)の略。
リテールは、一般消費者向けの「小売」を意味します。
パソコンショップ等の小売店で販売されるルートと思われます。
小売店で販売といっても、そのショップが通販をやっているケースもあり・・・通販サイトでRTが販売されているケースもありますね。
RTは店頭販売を考慮しているので梱包材がエアクッションではなくダンボール製。
なんて情報がありますが、Amazonのレビュー画像ではRTなのにエアクッションのHDDもあるようで。
YETの意味は?
YETは・・・分からないです。
なんの略なんだろう。
ただ、調べてみるとYETの型番はヨドバシカメラ、エディオン、モノタロウで販売されているようです。
家電量販店ルートの製品か?と思いきやビックカメラはRTを取り扱ってました。
末尾にEC・RT・YETがない場合は?
販売サイトによっては、EC・RT・YETの記載がない場合もあります。
これは、そもそも中身が同じHDDなのでEC・RT・YETの記載を省いていると思われます。
ただ、一部ショップでは並行輸入品を取り扱っている場合があります。
並行輸入品(CFD販売株式会社を通していない)は保証対応がかなり面倒なので、オススメしません。
ちゃんと国内保証がある製品を購入しましょう。
まとめ
中身のHDDは同じなので、型番の末尾は気にせずに好きなショップで買えばいい!
故障時の保証は購入店経由になるので、信頼できるショップがおすすめ。
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