【NDIR方式】CO2測定器xmonitor-r1のレビュー。精度は問題ナシ、店舗の換気状況確認にオススメ

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CO2測定器

NDIR方式なのに5,000円以下(購入時)のCO2測定器、xmonitor-r1(エクスモニター)のレビューです。

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CO2測定器で室内の換気状況を把握

今回CO2測定器を購入した理由は、店舗の換気状況確認のためです。
厚生労働省は室内換気の基準として、CO2(二酸化炭素)濃度が1000ppm以下を推奨しています。
厚生労働省のCO2濃度参考値参考:厚生労働省 | 冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法(PDF)

人の呼気には安静時:10000ppm~重作業時:90000ppmのCO2が含まれています。
換気が不十分だと室内のCO2濃度が上昇します。
そのため、CO2濃度を監視することにより換気状況が確認できるわけです。

また、厚生労働省はNDIR方式のCO2センサーを推奨しています。
厚生労働省 NDIR参考:厚生労働省 | 冬場における「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気について(PDF)

NDIR方式のxmonitor-r1を購入

今回購入したのはNDIR方式のCO2測定器、xmonitor-r1(エクスモニター)です。
中国製ではありますが、株式会社高昇が輸入・販売しているので信用できるかなと。

測定範囲は400ppm~5000ppmです。
※販売ページの0ppm~5000ppmは誤記ですね。

バッテリー内蔵なので、電源が無い場所でも使用が出来ます。

一応、製造販売元:株式会社高昇と記載はありますが・・・製造も株式会社高昇なのかな・・・監修だけかな。
PTH5・MATECH AirMonitor等の型番で、外観が同じ製品が別のメーカーからも販売されていますが、内部構造が同じ保証はありません。

また、PTH8という型番でWi-FI接続でスマホからCO2濃度を確認できる製品もあるようです。
xmonitor-r1との関連性は不明。

xmonitor-r1を開封。付属品と製品外観

xmonitor-r1の外箱1
xmonitor-r1の外箱2
国内メーカーが販売しているので、ちゃんとした外箱です。

 

xmonitor-r1の付属品1
開封。付属品は充電用のmicroUSBケーブルと日本語取扱説明書。
USB充電器は別途必要です。

 

xmonitor-r1を正面から
おしゃれ、という感じの外観ではありませんが、安っぽさは感じません。
CO2濃度が大きく表示され、視野性は抜群。
CO2濃度が400~700ppmのときは本体上部のランプがグリーンに点灯します。

 

xmonitor-r1オレンジランプ
700~1,500ppmではオレンジ。

 

xmonitor-r1赤ランプ
1500ppm以上では赤く点灯します。

 

xmonitor-r1を横から
横から。スタンド付きで自立できます。

 

xmonitor-r1のストラップホール
上部にはストラップホールがあるので、壁掛けも可能です。

xmonitor-r1の初期設定と操作

初期設定(校正)

まずは、センサーの校正を行います。校正作業、とっても大事です。

体重計であれば、人が乗っていない状態で0Kgに設定。
測りでは皿を載せた状態で0kgに設定。。
校正を正しく行わないと、全く信用できない値が表示されてしまいます。

CO2センサーの校正方法ですが、ちょっと特殊です。
屋外の新鮮な空気のCO2濃度が通常410ppm程度。屋外のCO2濃度をセンサーに覚えさせることにより、校正作業を行います。
ざっくりした方法ですね。

まずは、屋外にxmonitor-r1を置きます。

xmonitor-r1のボタン
しばらく待ってから、本体裏面のAボタンとBボタンを同時押しすると、200秒のカウントダウンが始まるので、しばらく放置。

 

屋外のCO2
これで、校正作業完了です。検出限界値ギリギリの407ppmになりました。

校正作業は必ず風通しの良い屋外で行ってください。
人の呼気が一番のCO2発生源ですので、校正作業中はxmonitor-r1から離れましょう。

通常の操作

背面のAボタンを長押しで電源ON。もう一度長押しで電源OFFです。
【A】ではなく、【電源】と記載してほしかった・・・

Bボタンを押すと、液晶のバックライトをオフにすることが出来ます。
xmonitor-r1バックライトオフ
バックライトオフでも液晶は表示されるので、見づらいですが値の確認はできます。
また、上部のステータスランプは液晶をオフにしても常時点灯します。

Bボタン長押しで、バックライトの自動消灯(10分)モードになります。

xmonitor-r1のCO2測定精度

※正確なCO2濃度を測定する手段がないので、正確かどうか断言はできません。

屋外から室内に移動させると、数値が420ppmから550ppm前後に変化するので、体感としては合っているように思います。
※換気扇を回した室内、人は1人。

CO2センサーに息を吹きかける
また、息を吹きかけると、15秒程度で数値が上昇・・・
2~3分待つと上限値の5000ppmとなります。

営業中の店内では、お客様がひとり増えると約60ppm増えました。
換気扇を回すとCO2濃度が低下することも確認。

センサーの反応も速く、信用できると思います。

温湿度表示ですが、本体自体が若干発熱するのであまり信用できないかも。まあ、オマケ機能ですね。
※一応、手元のデジタル時計の温湿度とほぼ同じ数値でした。

分解してNDIRセンサーを確認

Amazonで販売されている中国製のCO2測定器は、NDIRセンサー搭載と記載しておきながら実際は、精度の低いVOC(揮発性有機化合物)センサーホコリセンサーを搭載している物があるようです。
念の為、分解しセンサーを確認してみました。

分解すると製品保証が無効になります。また、センサーにダメージを与え正確な測定ができなくなる可能性があります。

バッテリー
リチウムイオン充電池18650(2400mAh)です。

 

六角形の液晶
六角形の液晶ですね!

 

PTH5
基盤。PTH5の印字があります。

 

NDIRセンサーCM1106
この銀色の物体が、正真正銘NDIRセンサーになります。
Cubic Sensor and Instrument Co.,Ltd製の、CM1106です。

ということで、NDIRセンサー搭載のCO2測定器の紹介でした。

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