Mirakurun・EPGStation等が登場し、なんだか色々便利になっているようで。
6年前に組んだ録画サーバ(Spine+EDCB)が最近調子悪いので、OSから入れ直して設定し直しました。
Windows Server 2019でPLEXのpx-w3peを利用して録画サーバを設定したのですが、BonDriverが動いてくれない・・・
Mirakurun(正確にはBonRecTest)でBonDriverが開けず。
TVTestでもお馴染みの「bondriverの初期化ができません」エラー。
調べてみると私は、6年前にも同じ症状が出てたみたいですね。
しかし内容が古く、当時の私は原因も理解していなかったので、今回記事を書き直します。
目次
Windows ServerでTVチューナーが使えないのは、BDAが無いから
Windows Serverは家庭用OSと違い、様々な機能が削られています。
削られた機能の中に、BDA(Broadcast Driver Architecture)ドライバーも含まれます。
Broadcast Driver Architecture Drivers – Windows drivers | Microsoft Docs
BDAはデジタル放送信号を扱うハードウェアを制御するもの。まあ、Windows Serverには本来不要なものですね。。
ネットで調べてみると、Windows Server 2008からBDAが削られたようです。
もちろん、Windows Server 2019もBDAがありません。
Windows ServerにBDAドライバを入れる手順
家庭用Windowsから、BDAに必要なファイルを抜き出し移植することで、BDAドライバが利用できるようです。
んーーー面倒だなあ、、、
Windows ServerにBDAドライバをサクッと入れる手順
ネットで調べると、batで簡単にBDAドライバを移植する方法があるようで。
ですが、軒並みリンク切れになっています。
下記サイトでそのbatが紹介されていました。
BDA? – Windows Server 2012 General – Microsoft Technet
Windows Server 2012の情報ですが、このbatを使用しWindows Server 2019でPLEXチューナーを利用できるようになりました。
Microsoft Technetで紹介されているサイトはNot Foundになっていますが、ウェイバックマシンに残っていました。
Adding BDA support into Windows Server 2012
BDAドライバ移植のbatも、ウェイバックマシンに残っていました。
https://web.archive.org/web/20141221180318/https://dl.dropboxusercontent.com/u/1534794/Site%20Share/serverbda%20for%20Windows%202012.zip
このbatは、
Windows OSからBDAドライバの抽出(win7_grabfiles.bat)
Windows ServerへBDAドライバ移植(server_bdasetup.bat)
が出来るようです。
そして、上記リンクはWindows 8からBDAドライバを抽出した後のファイルのようですね。
・・・これライセンス的にアウトですね。
下記はBDAドライバ抽出前のもの。お手持ちのWindowsからファイルを抜き出して、サーバで実行しましょうね。
HowTo: Add BDA hardware support to Windows Server 2008 R2 / 2012
Windows10で機能するのかわからないけど。
コメント
2019に移植しようとしたところすでにファイルがいくつかありました。
2019は実はBDA入っていたのではと思ってます。
※上書きしてしまったのでもうわからずですが。。。