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Oculus用の度付きレンズを作ってみたのでレビュー。Quest2でも使えます

Oculus(オキュラス)・Meta Quest 2シリーズで使える度付きレンズを「メガネSHOPアイ」で注文しました。
4,000円程度の度付きレンズもありますが、あえて8,500円するメガネ屋のレンズを注文しましたが、結果は大満足。

型落ち機種であるOculus Goで使用するために度付きレンズを作成しました。
「メガネSHOPアイ」のレンズはアタッチメント式で下記製品に対応しています。
・Oculus Quest
・Oculus Quest 2(Meta Quest 2)
・Rift S
・Oculus Go
※Facebook社がMeta社に変わった影響で、製品名もMeta Questに変わってるんですね。

度付きレンズは「メガネSHOPアイ」が断然おすすめ!

Oculus用の度付きレンズの候補はいくつかありましたが、最終的に「メガネSHOPアイ」のレンズを選びました。

Oculus公式?レンズ

Oculus公式度付きレンズ
Oculus(Meta)公式で紹介されている度付きレンズは、海外から発送されるので送料込で117.49ドルかかります。
また、度数情報のやり取りも英語でする必要があるようです。

一番の問題は、機種ごとに専用のレンズであること。
現在Oculus GOを使用していて今後Quest2を購入の予定なのですが、流用できないのはもったいない・・・

Quest 2用VirtuClear挿入用レンズ | Meta Quest | Meta Store

謎の(中国製?)度付きレンズ

Amazonでは片目2,000円で度付きレンズが販売されています。
両目合わせて4,000円。

最初はこれを購入しようと思ったのですが・・・乱視に対応していない!
私は近視+軽度の乱視なので、このレンズでは乱視のせいで視界がブレてしまいます。

お手持ちの処方箋・度数情報に、CYL・AXISの記載がある場合は、乱視があります。
乱視があるのにメガネ屋から説明されていないケースもあるので注意。
自分のメガネの「度数」を知っていますか?|JINS

もう一つ、レンズの度数が0.5刻みしかありません。
私は度数が右-4.5、左-4.25なのですが、-4.25のレンズはありません。
左だけ若干ずれた度数で購入することになってしまいます

「メガネSHOPアイ」の度付きレンズ

最終的に選んだのは「メガネSHOPアイ」のレンズ。

メガネショップアイ
「メガネSHOPアイ」は兵庫県にあるメガネ屋です。

両目レンズセットで8,500円と中国製のレンズよりは高いのですが、注文してから度数情報をもとにレンズを用意してくれます。
メガネを購入するのと同じように自分にピッタリのレンズを購入することが出来ます。
もちろん乱視もOK

Oculus用アタッチメント(詳細は後述)を使用するのですが、下記のOculusシリーズ全てに対応しています。
・Oculus Quest
・Quest 2
・Rift S
・Oculus Go

ちゃんとしたメガネ屋が作った度付きレンズ、購入するならやはりこれでしょう。

度付きレンズ注文の流れ

まずは注文!

「メガネSHOPアイ」の度付きレンズは下記で販売されています。
どこで買っても同じなので、お好みのショップで購入してください。
※販売者の異なる中国製の粗悪レンズに注意!

キズ防止や撥水コートのレンズもあるようですが、VR用であれば不要だと思います。
※一番安いレンズも反射防止コート・汚れ防止コート付きです。

購入後、ショップから度数情報のメールが来る

「メガネSHOPアイ」で販売されている度付きレンズは、度数情報をもとにオーダーメイドで作成されます。
そのため、購入後に詳細な度数情報が必要になります。

眼鏡の度数情報についてはJINSのサイトが参考になります。
自分のメガネの「度数」を知っていますか?|JINS

 

度数情報
購入後に、ショップから度数情報を確認するメールが届きます。

 

JINSの度数情報

私は過去にJINSでメガネを作ったのですが、JINSアプリに度数情報の記載がありました。
度数の情報を間違えて伝えてしまう不安があったため、この画像をそのままメールで返送しました。
記載の仕方がわからない場合は、処方箋などを画像で送るのがおすすめです!

※商品ページに記載がありますが、VRレンズの場合レンズ中心はアタッチメントの中心に合わせるのでPD数値は不要です。

「メガネSHOPアイ」はプロの眼鏡屋なので、不安な場合はメールで質問しましょう。

 

発送

メールに記載がありましたが、自分の眼鏡の度数が不明な場合はメガネを着払いで店舗に発送することによりレンズを作成することも可能なようです。
※商品ページには記載がないので、期間限定の対応かもしれません。

注文後5日以内に度数情報を回答しなかった場合、レンズ作成不可能な度数だった場合は、注文がキャンセルされますのでご安心ください。

Oculus用度付きレンズ開封・付属品レビュー

度付きレンズの付属品
度数情報をメールで送信後、3日後に届きました。

 

Oculus度付きレンズ・アタッチメント

手前が度付きレンズ、奥がアタッチメントです。
アタッチメントの用途は後述。

 

レンズの加工精度

さすがメガネ屋、レンズの加工精度も問題なし。

 

ニコン・エシロールのレンズ

眼鏡レンズの世界シェア1位のニコン・エシロール製レンズです。
製品のパッケージを送ってくれるのは信頼できますね。
※度数・コートによって異なるレンズになる可能性があります。

 

メガネ拭き・ケース

メガネ拭きと収納用ケース。

 

取付説明書

クリックで拡大

レンズ取り付け手順記載

Oculus用度付きレンズの取り付け手順

今回はOculus GOに取り付けましたが、Meta Quest 2も手順は同じです。
Quest 2欲しいけどVRの映像作品見る分にはGOでも十分なんですよね・・・

標準アタッチメントを取り外す

レンズリングを取り外します。
※布製のパットは取り外しておきます。

 

度付きレンズ用アタッチメントを取り付ける

付属のアタッチメントを取り付けます。
爪で引っ掛ける構造で、強めに押し付けるとカチッとハマります。

 


付属のレンズをハメます。

付属のアタッチメントには磁石が入っていて、度付きレンズの磁石とくっついて固定される仕組みです。
この構造の利点は、度付きレンズの交換が簡単なこと。
人にゴーグルを貸すときは度付きレンズだけ外せば裸眼の人も使えます。

 

パットを戻すとこんな感じ。

パットを戻すとこんな感じです。

アタッチメント部分を単品で購入すれば、レンズ一つで複数のOculus機器に簡単に付け替えできます。

Oculus用度付きレンズの見え方について

メガネ無しのVRゴーグル、本当に快適です。
眼鏡のツルで痛くなることもない。

また、VRゴーグルは装着位置がシビア(ずれると滲む)ですが、装着が簡単になりました。
今まではゴーグルとメガネの位置、2つを合わせる必要がありましたからね。

正直、映像の見え方は変わらないだろうと思っていたのですが・・・
視界がクリアになりましたね。
今まではメガネのレンズが若干ずれていたので、常ににじみが発生していたと思われます。
全体的にピントが合って、くっきり見えるようになりました。
※これは個人差があると思われます。

熱中するとメガネのレンズがくもることも合ったのですが、これも改善。
ゴーグル側は相変わらずくもるので、くもり止めシートで拭いておきましょう。

メガネ屋が作ったOculus用度付きレンズ、眼鏡の人は絶対買ったほうがいいですよ。一度使ったらメガネには戻れません。

追記
Quest2に取り付けてみました。

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