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アイリス低温調理器 LTC-02を購入レビュー。LTC-01で良かったかも・・・

4.5

アイリスオーヤマの低温調理器「スリム低温調理器 LTC-02」を購入したのでレビュー。

前モデルのLTC-01もまだ販売されていますが、カシスレッド色が気に入りLTC-02を購入しました。
が、私の使い方なら価格の安いLTC-01でも良かったかも・・・

「LTC-01」と「LTC-02」の比較

2019年モデルの「LTC-01」2021年モデル(現行機種)の「LTC-02」を比較します。
2022年8月時点では、「LTC-01」は終売となっておらず安価で購入可能です。

・LTC-01:2019年10月販売開始
・LTC-02:2021年10月販売開始

カラーバリエーション

「LTC-01」と「LTC-02」のカラーを比較

LTC-01はブラック一色でしたが、LTC-02は3色展開となりました。
キッチン家電はデザインも重要ですね。個人的にはLTC-02のスリムなデザインが好きです。

LTC-01:ブラック

LTC-02:ホワイト・カシスレッド・ココアプラウン

寸法・重量

LTC-01 LTC-02
サイズ 幅:90mm
奥行き:130mm
高さ:400mm
幅:50mm
奥行き:100mm
高さ:334mm
重量 1.4Kg 0.9Kg

「LTC-01」と「LTC-02」のサイズを比較
LTC-02は小型・スリムになり、重量も軽くなりました。

温度設定・タイマー

LTC-01 LTC-02
設定可能温度 25~95度
(0.5度刻み)
25~95度
(0.5度刻み)
設定可能時間 1分~99時間59分
(1分刻み)
1分~99時間59分
(1分刻み)

設定可能な温度・タイマー時間はどちらも同じです。

加熱能力(消費電力)

LTC-01 LTC-02
消費電力 1000W 800W

スリム・コンパクト化したLTC-02は800Wで、LTC-01に比べて加熱能力が少し劣ります。
影響するのはお湯が指定の温度になる時間と、最大水量(後述)ですね。

家庭で使用するのであれば、800Wでも問題はないです。

最大使用可能な鍋・最大水量

「LTC-01」と「LTC-02」の使用可能鍋を比較

LTC-02は深さ10cm以上の鍋で使用可能。浅型の鍋でも使えるのがポイントですね。
ただし、加熱能力が800Wなので使用可能水量が12Lまでとなっています。

まあ12Lもあればかなり大きな鍋でも使えるので、問題はないと思いますが。

クリップ構造

LTC-02クリップ構造
LTC-02はギザギザのクリップになり、様々なサイズ・形の鍋にフィットするようになりました。
小さめの鍋でも使用できるような構造ですね。

 

デザイン・加熱能力・使用可能な鍋の深さが大きな違いですね。
小さな鍋で使いたいならLTC-02、大きな鍋で使うならLTC-01がオススメ。

私は最終的にデザインでLTC-02を選びました。

「スリム低温調理器 LTC-02」外観レビュー

LTC-02の外観

スリムな外観、ワインレッド色が良い感じ。

 

LTC-02の操作パネル

操作パネルで温度と調理時間を設定します。
温度は25度から95度を0.5度刻みで設定可能です。

 

LTC-02クリップ

鍋を挟むクリップ。
稀咲座になっていて、様々なサイズの鍋にフィットします。

 

LTC-02カバーを外す

カバーを外して水洗いができます。

 

低温調理器の構造

ヒーター、温度センサー2つ、ファンで構成されています。
構造は他の低温調理器と同じですね。

LTC-02でローストビーフを作ってみた

LTC-02は深さ10cm以上の鍋で使用可能、ということで手持ちの鍋でサラダチキンを作ってみたのですが・・・

低温調理器を鍋で使う
ギッチギチになっちゃった・・・
食材が浮き、お湯の対流も問題ありそう。
結果問題なく調理できましたが。

ということで、社外品の低温調理器専用容器を購入して、ローストビーフを作りました。


専用容器のレビューは以下から。

 

ローストビーフのレシピについては低温調理器メーカーBONIQ公式サイトを参考にしました。
柔らか美味【低温調理 ローストビーフ】TOP3 | BONIQ

温度・時間もBONIQを参考に。
低温調理のルール 〜6つのポイント〜 | BONIQ

ローストビーフ用の牛肉

今回は普段買わないちょっと良い牛肉(529円/100g)でローストビーフを作ります。
肉は分厚いほど出来上がりの見た目が良くなりますが、調理時間も長くなるので注意。

 

ローストビーフに下味をつける

塩と黒こしょうをまぶし、下味をつけます。

 

牛肉の表面に焼色をつける

フライパンで牛肉の表面に焼色を付けます。

ローストビーフの焼色
全面にしっかりつけましょう。

 

牛肉をジップロックに入れる

ジップロックに牛肉とローリエ(S&Bだと呼び名はローレル)を入れて、空気を抜いて封をします。
できるだけ空気を抜きましょう。空気が入ると加熱不良になったり、食材がお湯から浮いてしまいます。

 

低温調理器のお湯を給湯器から

鍋(今回は専用容器)にお湯を入れます。
水ではなく、給湯器のお湯を使うと時間・電気代削減になります。

 

LTC-02の操作パネル

操作パネルで時間と温度を設定します。
今回は4cm厚の肉なので60度3時間にセット。
肉の厚みで時間が変わります。加熱不足は食中毒になりますよ!

 

お湯の準備

電源を入れて、指定の温度になるまで待ちます。

 

LTC-02の湯温表示

お湯の温度はリアルタイムに表示されます。

 

牛肉をお湯に入れる

指定の温度になるとアラーム音がなるので、ここで牛肉を入れます。
アラームが鳴ると同時に調理開始・カウントダウンが始まります。

 

低温調理器専用容器

待ちましょう・・・

 

KTC-02出来上がりのアラーム

指定時間が経過すると、アラームが鳴りEndの表示に変わります。

 

ローストビーフ

お湯から引き上げます。
旨みたっぷりの肉汁は捨てないように!

 

ローストビーフ完成

完璧!

 

ローストビーフの肉汁

肉汁を活用し美味しいソースを作りましょう。
今回は市販のソースと肉汁を混ぜ合わせるだけの簡単ソースにしました。

 

ローストビーフ完成

ちょっと分厚く切りすぎましたね。
最高に美味しいローストビーフになりました!

 

LTC-02の後片付け
後片付けですが、金具を外して水洗いするだけ。簡単です。
お湯にしか触れてないので汚れません。
しっかり乾燥させてからしまいましょう。

まとめ

性能は全く問題なし、料理の幅が広がる低温調理器は一家に一台あると良いでしょう。

小さめの鍋でも調理できるLTC-02を購入しましたが・・・
低温調理器専用の容器を購入したので、LTC-01でも機能的には問題なかったですね。
【注】LTC-02で低温調理器専用の容器が利用できるかは未確認です。

LTC-02

LTC-01

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