KZ社のBluetoothレシーバーAZ09の上位モデル「AZ09 Pro」が販売開始されました。
AZ09と比較してみます。
2021/11/06現在、販売開始直後のため中国でも手に入りづらい状態のようです。
AliExpressのKZ公式ストアでも「先行販売中ですぐに発送できない」と記載があります。
⇒AliExpress.com Product – KZ AZ09 Pro Upgrade Wireless Headphones Bluetooth-compatible 5.2 Cable Wireless Ear Hook B/C PIN Connector With Charging Case
AliExpressで購入したので到着し次第レビューしますが、いつになることやら・・・
⇒到着したのでレビューしました。
目次
チップセットがQualcomm QCC3040に変更
最大の変更点は、Bluetooth通信・再生を制御するチップセットがQualcomm QCC3040にパワーアップしたこと。
これにより、AZ09に比べて高機能・低消費電力・低遅延になっているようです。
ちなみにAZ09のチップセットは非公表ですが、REALTEKのRTL8753BFRです。
SBC・AACに加え、aptX対応
iPhoneで採用されている高音質転送規格AACに加えて、主にAndroidで採用されているaptXにも対応しました。
音質面ではAACとaptXは同等(諸説あり)ですが、aptXはAACに比べて低遅延な規格です。
TWS+対応
レシーバーの左右それぞれがスマホに直接つながるTWS+(True Wireless Stereo Plus)に対応しました。
TWS+接続では低遅延・低消費電力、そして接続が安定します。
※TWS+は一部のAndroid端末のみ対応、iPhoneは非対応です。
遅延低減?
ゲームプレイ時に気になる遅延が低減されているようですが、AZ09よりも遅延が少ないかは不明。
チップが高性能能なので、改善しているとは思います。
TWS+での接続であれば遅延低減が実感できるかも。
通話時のノイズ低減
QCC3040の機能、CVCコールノイズリダクションテクノロジーにより、通話時の周りの騒音を低減して通話できます。
※この機能は自分の声を相手にクリアに伝える機能です。音楽再生中のノイズキャンセル機能ではありません。
バッテリー持ちが6時間から8時間へ伸びた?
バッテリー持ちが伸びたようですが、これはTWS+・接続プロトコルによって異なるので単純な比較は難しいと思われます。
イヤーフックがシリコン製に変更
イヤーフックがシリコン製に変わったことにより、肌触りとフィット感が改善したようです。
装着感は旧モデルでも特に問題はありませんでしたが・・・
デザイン的にはAZ09 Proのほうがスッキリしている印象。
BpinとCpinから選べる
AZ09ではBpin(0.75mm)とCpin(0.78mm)の区別がありませんでしたが、AZ09 ProはBpinとCpinの2種類から選べます。
イヤホンとの接続がよりフィットし外れにくくなりますね。
ちなみにBpin仕様のプラグにCpinのイヤホンを使用することも基本的に可能だと思います。AZ09では区別がありませんでしたし、たった0.3mmの違いですから・・・
※緩みや装着しづらさが発生する可能性はあります。
お持ちのイヤホンのピン仕様は以下を参考にしてください
※KZ公式ページより
充電ケースや本体外装はAZ09と同じ?
私が持っているAZ09と外観比較。
充電ケースや付属品・イヤーフック以外の部分はKZ09と同じに見えますね。
ホワイトノイズ低減に期待のAZ09 Pro
KZ09も完成度の高い製品でしたが、無音時のホワイトノイズが少し気になりました。
QCC3040チップでノイズが低減されていることを期待します。
レビュー記事
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