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【タンスのゲン】9枚羽DCモーター扇風機をレビュー

3.0

何屋なんだかよくわからない「タンスのゲン」のDCモーター扇風機(9枚羽根)を購入したので、レビューします。

購入したのは、液晶パネル付きのモデル【【9枚羽根】 液晶パネル 扇風機 DCモーター リモコン 風量6段階 ファン〔69400009〕】です。

DCモーター扇風機としては格安な7,000円台で購入できる扇風機です。

基本性能は文句ないのですが、やはりコストカットを感じる扇風機でした。

【追記】2023年モデルが発売されました。この記事は2022年モデルのレビューとなります。

液晶パネル無し【42100002】と液晶パネル付き【69400009】の比較

9枚羽 扇風機の比較

液晶あり・無し、実は全く別の製品

タンスのゲンで販売されている9枚羽根の扇風機は2製品あります。
違いは操作パネルだけのように見えますが、実際は全くの別製品です!

実はタンスのゲンは扇風機を製造していません。実際は別のメーカーが製造した扇風機をタンスのゲンが販売しています。
該当の2製品は、製造メーカーからして異なります。

※台座や羽根などのパーツは、両者同じものを使用している可能性が高いです。

違いがわかりにくかったので、性能比較表を作成しました。
※製品外観は商品販売ページで確認してください。

■液晶パネル無し【42100002】

■液晶パネルあり【69400009】

比較表

以下、2製品の比較表です。

タンスのゲン公式HPの商品仕様(風量など)に誤りがあり、電話で確認したところ2022年5月25日頃に修正されました。
一部通販サイトでは誤った商品仕様が掲載されている可能性があります。比較表は修正後のタンスのゲン公式HP・製造メーカーの仕様表・取扱説明書を参考に作成していますが、誤りが含まれる可能性があります。
液晶パネル無し 液晶パネル付き
羽数 9枚羽根 9枚羽根
操作パネル 操作パネル(液晶なし) 操作パネル(液晶)
リモコン リモコン外観 リモコン
タンスのゲン
商品番号
42100002 69400009
製造メーカー 株式会社ホノベ電機
(ReeD)
株式会社シィー・ネット
(C:NET)
メーカー型番 不明 CFDF307WH
取扱説明書 不明 ⇒取扱説明書(PDF)
消費電力 3~19W 2~19W
最大風量 40m3/分 52m3/分
最大風速 125m/分 130m/分
風量調節 6段階・リズム・おやすみ 6段階・リズム
自動首振り 左右約75° 左右約75°
高さ調節 10段階(67〜86cm) 9段階(67~88cm)
入タイマー 2.4.6時間 1.2.4時間
切タイマー 1.2.4時間 2.4.6 時間
自動停止 8時間の連続運転で自動停止 確認中

液晶パネルがあるモデルのほうが、モーター性能は高そうですね。

入タイマー・切タイマーの時間は好みが分かれますね。個人的には1時間の切タイマーがほしいのですが・・・

【9枚羽根】 液晶パネル 扇風機〔69400009〕のレビュー

9枚羽根扇風機のパーツ

まずは分解した状態から。昔からある一般的な扇風機のパーツ構成ですね。

 

9枚羽根扇風機の外観

組み立てるとこんな感じ。可もなく不可もなく、シンプルなデザインです。

 

9枚羽根扇風機の背面

後ろから。

 

9枚羽根扇風機の台座部分

台座部分に操作パネルがあります。

 

9枚羽根扇風機の首部分

首部分。

 

9枚羽根扇風機の高さ変更

ボタンを押しながら、高さ調節が9段階で出来ます。

 

9枚羽根扇風機の上下首振り2

下はここまで。

 

9枚羽根扇風機の上下首振り1

上はここまで向きます。もう少し上に向いてくれればサーキュレーターとしても使えるのですが・・・

 

9枚羽根扇風機のリモコン

支柱部分にリモコンホルダーを取り付けられます。
本体にリモコン取り付けても意味ない気が・・・

 

9枚羽根扇風機のリモコン2

なんと、リモコンホルダーはリモコンの台座としても使えます。私はこの状態で手元に置いてます。

風・運転音・機能について

扇風機で重要なのはやはり風ですよね。

9枚羽のおかげで、風が広く、そして柔らかく出るようです。
DCモーターのおかげで、弱運転ではほぼ音がしないです。


私はエアコンと合わせて基本弱運転で使用しています。DCモーターだから可能な弱い風と9枚羽で、自然な風を感じるのが良いですね。

最大風量(52m3/分)の風はさすが、風呂上がりにガッツリ体を冷やしてくれます。

消費電力も一般的なACモーター扇風機と比べて1/3程度です。

低価格な扇風機にありがちな首振り時のキシミ・擦れ音もありませんでした。

 

9枚羽根扇風機のLED調光
操作パネルのLED表示は暗くしたり完全消灯も可能です。

コストカットを感じるイマイチなところ

ここまでは良い感じにレビューしましたが、気になる点がいくつかあります。ちゃんと書きますよ。

9枚羽根扇風機の取手
まず、持ち運び用のとってが細く貧弱に感じます。強度的には問題ありませんが安っぽさを感じます。

 

9枚羽根扇風機の底面

また、台座部分が・・・裏から見るとスカスカなんです。
追加で底面パーツが付くことを想定したような台座なんですが、おそらくコストカットで無くしたのでしょう。

この台座、ゴム足ではないのでフローリングで使用すると床をギズつけそうです。
見た目に関してはひっくり返さないとわからないので問題ないのですが。

自動首振りは75°固定。理想は首振り範囲を調整できたり、自動上下首振りして欲しいのですが、この価格では厳しいですかね。

【総評】コストカット箇所が気にならなければ、コスパの高い扇風機です

可もなく不可もなく、普通のデザインの扇風機。細かいところでコストカットを感じる扇風機ですが、DCモーターと9枚羽で心地よい風を出してくれます。

細かいところに目を瞑れば機能的には満足できるコスパの高い扇風機です。
後は長く使えることを祈るのみ・・・

【追記】2023年モデルが発売されました。この記事は2022年モデルのレビューとなります。

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