リンクスメイトのeSIMは、契約時にEIDを登録する必要があります。
ドコモ系回線以外では不要なEIDの入力について、解説します。
目次
eSIM契約の2パターンについて解説
まずは、eSIMを端末に適用させる際の仕組みについて解説します。
分かりやすいようざっくりした説明なので、技術的には誤りが含まれる可能性があります。
専用QRコードを読み取る方式(EID不要)
楽天モバイル・ソフトバンク(ワイモバイル)・au(UQモバイル)・その他格安SIMで利用されている方式です。
EIDの登録は不要です。
eSIM契約後、利用者ごとに異なる専用のQRコードが発行されます。
マイページやメール等で届くQRコードをスマホで読み取ると、eSIMが利用できるようになります。
専用のQRコードには利用者を特定する情報が含まれています。
自身のスマホ以外でもeSIMを利用できることができます。従来の物理SIMと同じですね。
QRコードは一度読み込むと利用できなくなります。
eSIMを削除してしまった場合・別の端末でeSIMを使用したい場合は、QRコードの再発行が必要です。
※通信会社によりますが、QRコード再発行は無料の場合が多いです。
専用QRコードを読み取るEID方式(EIDが必要)
docomo・ahamo・リンクスメイト・日本通信で利用される方式です。
eSIM契約時に、利用する端末のEIDを登録する必要があります。
契約が完了したら、契約者共通のQRコードを読み取ります。
スマホでQRコードを読み取ると、サーバに契約者情報を問い合せます。そして事前に登録したEIDとスマホのEIDが同じであった場合のみ、eSIMが利用できるようになります。
事前登録したスマホ(EID)でしかeSIMが利用できません!
リンクスメイト EID方式のメリット
SIM配送手数料が無料
リンクスメイトの物理SIMを契約した場合、送料が1,100円かかります。
ですが、eSIMの場合は送料無料で発行できます。
ただし、eSIM契約の場合は別途eSIM新規発行手数料550円が発生します。
eSIMは物理SIMより550円安く契約ができます。
※物理SIMは1枚契約・5枚同時契約ともに送料1,100円です。
物理SIMスロットを使用しない
eSIMは物理SIMスロットを使わないので、物理SIM+eSIMの同時利用が可能です(機種によります)
リンクスメイト EID方式のデメリット・注意点
EIDを登録するeSIM契約の注意点です。
1つのEID(1端末)につき、一つの契約のみ可能
リンクスメイトでeSIMを契約する際には、お手持ちの端末のEIDを事前に入力する必要があります。
この際、すでにeSIMを発行しているEIDを使用できません。
docomo・ahamo・日本通信でeSIM発行したEIDも使用できません。
1つのEID(1端末)につき、eSIMは1枚だけ発行できます。
※EIDを使用しないeSIMであれば他社のeSIMと同時に複数契約が出来ます。
すでにeSIM発行済のEIDを入力してしまうと、eSIM再発行事務手数料550円が発生します。
契約時に指定したEID(端末)以外ではeSIMを使用できない
申込時に指定したEID(機種)以外ではeSIMは利用できません。
別の端末でeSIMを使用したい場合、eSIM再発行事務手数料550円が発生します。
契約時にEIDを間違えて入力すると再登録に手数料が発生
EIDは32桁の数字ですが、契約時に1文字でも間違えて入力してしまうと、eSIM再発行事務手数料550円が発生します。
EIDの確認手順
EID番号の確認方法です。
iPhoneの場合
【設定】→【一般】を開きます。
【情報】を開くと、EIDの記載があります。
EIDは長押しするとコピーすることが出来ます。
手打ちで入力ミスすると、eSIM再発行事務手数料550円が発生します。
Androidの場合
Androidの場合メーカーによって確認手順が異なります。
基本は【設定】⇒【デバイス情報】⇒【SIMステータス】から確認できます。
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